意外と多いアルミパーツ
エボ9のGSR,GTは、車重が約1400kgあります。(RSは1320kgです)一般的な車に比べるとかなり重く決して軽いとはいえません。4WDでターボという仕組み上、重くなってしまうのはエボ以外の車を想像しても仕方の無いことだといえます。
しかし、エボは重さというデメリットに対してかなり努力を行った形跡があります。それは各パーツのアルミ化です。ボンネットやトランク、ルーフ、ホイールなど大型のパーツが、アルミ化されています。中でもルーフのアルミ化はとても素晴らしいものです。高い位置に重量物があることで車の動きも鈍くなるという欠点を軽減させているといえます。
トランクやボンネットも通常のスチールに比べてかなり軽い印象を受けます。初めてトランクを開けたときは、その軽さに階段を踏み外したときのような感覚さえありました。(こんなに軽いの?という感じです)
私が一番驚いたのはフェンダーのアルミ化です。もともとフロントヘビーなのでこういったフロント周りの軽量化が特に効果的だったんだと思いますが、あまり他の車でもここまで徹底している車は少ないと思います。まさに地道な軽量化といえます。
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