プロジェクトミュー HC+装着!
ランサーエボリューションの走行距離が30000kmを超え、ブレーキパッドが残量2mmと寿命がきていました。そしてどうせ交換するのであれば社外品をということで、ブレーキで有名なプロジェクトミューのストリート〜サーキット用ブレーキパッド「HC+」を装着しました。
もともと私はランサーエボリューションを所有する前にホンダのシビックタイプR(EK9)に乗っていて、初めてランサーエボリューションに乗った時に、ブレーキの貧弱さ(車重が関係しています)に戸惑っていました(EK9に慣れすぎていたので)。しばらくランサーエボリューションに乗っていると慣れて気にならなくなっていったのですが、いつかブレーキは強化しようと考えていました。
プロジェクトミューのHC+は、カーボンメタル素材のスポーツパッドで、対応温度域0°〜800°というストリートからサーキットまで幅広くするブレーキパッドです。価格も24150円(F)22050円(R)とランサーエボリューション純正ブレーキパッドに比べるとかなり安くなっています。
プロジェクトミューのHC+は前作の「TYPE HC」と「HC−TITAN Kai」の進化版といった位置づけでブレーキパーツ選択が肝心なランサーエボリューションに最も適しているパッドとして今回選択しました。ちなみに、運よくプロジェクトミューのキャンペーン(HC+のみ割引される)期間中でHC+1台分と工賃を合わせて今回36000円という破格で取り付けることができました。
■装着したプロジェクトミューHC+
一番気になるプロジェクトミューHC+のインプレですが、まず装着初期段階にも関わらず鳴きが激しいです。まだ慣らしの途中ではありますが、低速域でのブレーキングでは「キー」というスキール音が顕著に現れます。神経質な方であれば少し気になる音量かもしれませんが、ある意味ブレーキチューンの醍醐味ともいえるので鳴きに関しては、良しとします。
そして肝心なプロジェクトミューHC+の性能面についてですが、驚きのストッピングパワーです!やはりブレーキのプロメーカーの主力商品というだけのことはあります。価格からは考えられないブレーキ性能です。簡潔に表現するならば、ランサーエボリューションが”止る”というスキルを覚えたという感じです。(今まではドライバーがランサーエボリューションを止めていたというようなイメージです)
ストッピングパワーはもちろんの事、コントロール性も「ブレーキペダルと車体が同期している」かのような感覚でコーナーリング中にも繊細なブレーキングに反応してくれます。ランサーエボリューション純正ブレーキパッドとは、比べ物になりません。プロジェクトミューHC+の制動力とコントロール性は多分一度知ってしまうと、純正ブレーキパッドがとても止らないパッドに感じると思います。プロジェクトミューHC+は、車種設定も豊富なので是非体感してみてください。
注意!プロジェクトミューHC+を装着したからといって油断は禁物です。公道では安全運転を心がけましょう。
ブレーキパッドの交換は、整備士の資格がないとできません(分解整備)。従って、今回はプロの方にお願いしました。ネットではDIYでブレーキパッドの分解・交換を解説されているところがありますが、自信の無い方・資格の無い方はプロに依頼しましょう。