ランサーエボリューションのジャッキアップポイント
車のジャッキアップ部分というのは、通常、ウマ(リジットラック)などをかませる為、フロアジャッキを使用して車体を持ち上げるためのジャッキアップポイントが2箇所、ウマをかけるためのジャッキアップポイントが左右に4箇所存在します。これらのジャッキアップポイントは、車種によって実に様々です。そこで、エボ乗りの方に再確認の意味でランサーエボリューションのジャッキアップポイントを解説したいと思います。
ランサーエボリューションのフロントジャッキアップポイントは、画像のようにフロントの牽引フックの近くにあります。普段は、アンダーカバーに隠れていて見えていませんので、アンダーカバーの一部(ジャッキアップ用にアンダーカバーがセパレートになっている部分)を取り外す必要があります。
リアのジャッキアップポイントは、牽引フック自体がジャッキアップポイントになっているのでここをフロアジャッキ等でジャッキアップします。
フロアジャッキの使用箇所が分かれば次はリジットラック(ジャッキスタンド)をかけるポイントです。この箇所については、ランサーエボリューションのマニュアルにも載っているように、車体の両サイド(ドアの下)にある、ジャッキアップポイントを使用します。ランサーエボリューションGSRのユーザーは基本的にスペアタイヤがオプション設定で車両にランサーエボリューションに実装されていない(パンク修理キットになっている)のでなじみが無いかもしれませんが、もしものときの為に覚えておいてください。
基本的にこれらの6箇所(フロント1、リア1、サイド2×2)を使用してランサーエボリューションをジャッキアップさせることができます。なお、ジャッキアップは危険を伴う作業なので、タイヤストッパーや整地で行うなど、十分注意して行ってください。初めてや知識の無い人は、慣れている人と一緒に行うようにしてください。
これらのジャッキアップポイントは車種によって実に様々です。以前シビックタイプR(EK9)でジャッキアップポイントを間違え大変なことになりました。